災害時、命を救うための第一歩

活動

市議になる以前から個別で活動していたことがあります。

それは、災害時に医薬品を避難者へ迅速に届けること。

これまで、様々な災害を経験をしている日本は、災害時に医薬品があれば救えた命があることを学んでおります。また、本市においても、利根川などの河川の氾濫により水害が起こることが、過去の事例から想定されています。

そこで、災害にあった時、医薬品が届くしくみを作りたいと思い行動しました。

最初は、薬局や薬剤師会の協力を求め、ローリングストックによる医薬品確保を目指しましたが、昨今の物価高等によるコスト高から、余剰の保管は難しいとのことでした。

加須市内には物流倉庫が多くあり、その中に医薬品を取り扱う倉庫を見つけ、早速、災害時の医薬品供給の支援についてお願いに通いました。すると、市民のためならと医薬品提供について前向きに考えていただきました。

次に、地域の様々な理解を得るために、医師会をはじめとする医療関係者団体への説明と、災害対応としての会議に参加し、警察、消防、加須市に対しても、災害時医薬品供給体制つくりの提案を行い、皆さんの賛同を得ることができました。

所属する会派の方々とともに、協力していただける倉庫を視察し、理解と協力を得るとともに、市長へ説明を行い賛同していただけました。

11月14日に、医薬品を取り扱う業者と加須市は協定を結ぶことができました。

これで、災害時の医薬品提供を受ける準備が揃うとことまで来ましたが、実際の運用検討について引き続き市とともに進めてまいります。

一人でも多くの命を救うために。