3月議会の一般質問内容です。

議会

今回の質問は大きく2つあります。(内容を記載しております)

能登半島地震への様々な支援対応と加須市の防災体制作り

能登半島地震への加須市の支援について聞くとともに、市内の医療機関の協力による被災地での医療支援活動の報告をさせていただきました。

(その内容は前回の投稿にあります)

市内の民間の方による空からの災害支援として、牧場の牛のために命の水を届けた支援活動や、避難者の対応を迅速に行うための医療従事者の移動を支援などについても報告し、様々な支援へ感謝するとともに、加須市において災害が起きた時の対応を、今回の事例をもとに検証しながら運用を考えていくことをお願いしております。

(その内容は前回の投稿にあります)

市長答弁では、これまでの災害に対する備えと合わせて、災害に対応する体制を強化していき、災害に強いまちづくりを行なっていくとの答弁もいただきました。

今後の災害対応を踏まえた開発の方向性について

前段の災害支援活動及び市長の答弁を踏まえ、南口開発を例にして「スマート」「レジリエンス」の機能について答弁を受け、昨今の災害発生を踏まえた、都市公園などをより防災に近づけた防災公園として機能させることを提案いたしました。

続いて、加須駅南口開発の優先的まちづくりゾーンにある、「導入を目指す機能の配置」の配置構成イメージにおいて、「災害時においても実行可能な連携体制の構築」との記述について具体的な説明を求めました。内容としては、組織体の連携運用の話であり、機能やシステムの内容はありませんでした。今後、具体的な機能や運用について検討する段階では、必要とされる機能を実装した施設等について地域の連携を含めて提案していきたいと思います。

今後、まちづくりをする上での「レジリエンス」に注目し、日常から災害時にも活用できる生活様式をあらためて考えてもらうため、「フェーズフリー」について話をさせていただきました。フェーズフリーの考え方として、いつも生活で使用しているものが、災害時にでも使用できる、まさにフェーズを選ばない「モノ」の考え方です。詳しい内容についてはこちらをご覧くださいませ。

また、これまでの被災地での活用では、生活インフラに加えて、支援者等の連携も行うための情報インフラの強化についても提案させていただきました。今後は、公衆WIFIポイントを市内に設置する答弁をいただきました。加えて、先ほどの防災公園や災害時の避難所等でも運用可能な情報インフラ整備の要望をさせていただきました。

災害に強いまちづくりを行うことは、将来的な住みやすいまちにつながると考えて、これまで、様々な視点や角度から行動に移しております。引き続き行動していきますが、この流れが大きな流れとなっていくことを願います。