いつ起こるのか分からない災害に対し、有事の備えの一つでもある地域の避難訓練を、市が主導で行っております。
防災士を取得し、これまで研修等勉強会で学んできましたが、今回、地域の避難訓練に防災士として初参加いたしました。
避難所は小学校の体育館とし、参加者は、地域の住民が地区ごとに徒歩にて避難し、また消防団の協力体制や消防署の支援等、避難者の誘導等の訓練から始まりました。
マイナンバーを使用した避難者情報のチェックや、簡易トイレの設置、炊き出し訓練等も行われました。
今回、防災士として行ったのは、シェイクアウト訓練の見本として登壇し実演を行ったこともありましたが、メインとしては、災害時の非常用持ち出し袋について考えていただくことでした。
実際に避難する際に、どのようなものを袋に詰めて持っていくのか考えていただくために、様々な避難備品を目の前にして、リュック等の詰めてもらい、重さを測定しました。実際に詰め込んだリュックの重さは、避難時に自身が背負う重さと捉えた際に、自身にとって本当に必要最低限の防災グッズを持つことを考えていただきました。
これらの経験が、実際に災害が起こった時に、活用していただければ幸いです。