済生会加須病院へ現状ヒアリング

活動

加須市に済生会加須病院が開院してから、まもなく1年となります。

地域の医療を担う病院として機能していただいていることから、その現状についてヒアリングを行いました。

時間の都合もあり、主に以下の2点についてお聞きしました。

  • 高度医療機器の共同利用の現状
  • 乳がん検診の受診状況

高度医療機器の共同利用の現状

済生会加須病院が加須市に移転前に、加須市が設立した加須市医療診断センターにおいて、画像診断を主とする検査を行なっておりました。かかりつけ医との連携により、MRIやCT等の高度医療機器の共同利用と読影医による画像診断を行い、早期に疾患を発見し、市民の健康や命を守ための施設として機能しておりましたが、令和5年3月末で閉鎖となりました。

この画像診断の機能を、済生会加須病院に機能を持たせ、今後もかかりつけ医との連携による市民のための病院として機能をしているのか、確認も含め、現状の検査状況についてヒアリングを行った次第です。

乳がん検診の受診状況

加須市には乳がん検診を行うための装置が、現状、済生会加須病院にあるのみです。これまでは、加須市医療診断センターにはあり、乳がん検診を行なっておりましたが、上記の高度医療機器共同利用と同様に、機能移転をしております。

検診は早期発見・早期治療につながるとともに、健康チェックの機会でもあります。これらの機会損失を回避するため、継続して加須病院においても、乳がん検診を実施しております。

ヒアリングを終えて、現状の課題や今後の取り組みについても病院側と打ち合わせすることができました。これらの情報を加須市と共有することも私の仕事であるとともに、課題に対して協働して解決していくことが、市民の命を守ることに繋がると考えて動いてまいります。