米の価格が低いこと、ウクライナ等の状況による物価高、様々な負担が農家にかかってきております。
そこで、現状の状況について知り合いの農家の方へヒアリングを行いました。
話をお聞きしたのは、大規模農家として会社経営をされている方です。
米以外にも様々な作物を取り扱っており、様々な提携先へと出荷されておりました。
国等の補助金により経営が成り立っている現状が危ういこと、補助金なしでは社員を雇えないこと、米をはじめ様々な作物の取引価格を上げなければ、補助金なしでは経営できないことを知りました。
こうした現状から零細農の方々の負担は、かなり増しているものと考えられます。
そこで、ある零細農の方にもヒアリングを行いました。
現状を維持するのも赤字となるそうです。確か等に肥料や燃料費は上がり、作業機器等の更新や保守費用などの負担もあり、かつ、大規模農家と違い、補助金等は得られない状況です。
よって、農作放棄地や休耕地が増えていく状況となっています。ただし、赤字でも農家を続けていく理由もありました。休耕地にしたって草刈り等メンテナンス代もかかるので、同じ赤字であればできるだけ農家をやっていくとのことでした。
加須市は埼玉県でも一番の米所として有名ですが、それを支えているのは零細農の方々ということを考えなければならないと思います。